初心者が飼いやすい犬種5選!飼いにくい犬種も合わせて合計10種ご紹介!

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初心者向け

これまでの記事である程度人気の犬種については紹介してきました。

さて、今回からしばらくはその中からどんな犬種が飼いやすく、またどんな犬種が飼いにくいのかを説明していきましょう。

その第一弾である今回は初心者向けに飼いやすい犬種をそれぞれ5選ずつの合計10選説明していきます。

いざ犬を飼おうと決めても、初心者には一体どんな犬が飼いやすうのか不安で一杯の筈です。

理屈では分かっていてもいざ実践となるとまた違ってくるのではないでしょうか。

まずは初めての犬をしっかり吟味して慎重に選ぶ際の参考にしてください。

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初心者にも飼いやすい犬とはどんな犬なのか?

まずはどんな犬が初心者に飼いやすいのかという判断基準を設けましょう。

犬を選ぶ際によくCMやテレビ番組に出ていて人気だからということだけで選びがちですが、それでは絶対にダメです

犬選びもある意味就活と同じで、就活の段階では外からしか見えないので内情がどうかなんて実際に入ってみないと分かりません

そのギャップに苦しんで3年も持たずに止めていく人達が多いと聞きますが、犬を飼うのだって同じようなことがいえます。

周囲の評価や見た目のイメージに惑わされると絶対にろくなことはないので、改めて基準を示しましょう。

  1. 維持費(月のランニングコストが安いかどうか)
  2. お手入れのしやすさ(抜け毛やトリミングの問題など)
  3. 性格(しつけがしやすいかどうか)
  4. 運動量(遊ぶ時間の長さが適切か否か)
  5. 覚えの早さ(しつけを要領よくおぼえてくれるかどうか)

各項目を10点満点の50点満点で判断していきますのでよろしくお願いいたします。

飼いやすい犬種5選

さて、まずは飼いやすい犬種を5種類選びました。何がランクインしているのかを是非覚えてください。

ここでしっかり記憶に入れておくといいでしょう。

トイプードル

  • 維持費…10点
  • お手入れのしやすさ…10点
  • 性格…10点
  • 運動量…10点
  • 覚えの早さ…10点
  • 合計…50点

トイプードルは日本で高い人気をキープし続けている定番の犬種であり、知能が高く物覚えが早いのでしつけも簡単です。

何よりも抜け毛が比較的少なく、手入れも簡単なのでトリミングの必要がほとんどないというのが最大の利点でありましょう。

知能が高いことを決して悪用したりしないので、飼い主がきちんとしつけてあげればすくすくと成長します。

初心者向けの犬の中では断トツの人気を誇るのも納得ではないでしょうか。

パピヨン

  • 維持費…10点
  • お手入れのしやすさ…9点
  • 性格…10点
  • 運動量…10点
  • 覚えの早さ…10点
  • 合計…49点

チョウのような形をした耳がとても愛らしい犬種であり、長毛種でとても優雅な雰囲気が魅力です。

手入れは意外と簡単で手間がかからず、とても素直な性格なので新しいこともどんどん覚えます。

お手入れのしやすさは少しかかりますが、それでも許容範囲なのでトリミング代もかかりません

覚えの早さは凄くいいので、飼い主のしつけさえきちんと出来れば初心者でもいい犬に育ちます。

マルチーズ

  • 維持費…9点
  • お手入れのしやすさ…7点
  • 性格…10点
  • 運動量…10点
  • 覚えの早さ…10点
  • 合計…46点

マルチーズは運動量が少ないので高齢者や一人暮らしの方でも飼いやすく、室内飼いに向いた犬種といえます。

順応性が高いので、比較的早い段階で新しい生活環境に慣れてくれるのではないでしょうか。

マルチーズの特徴であるフワフワの被毛をきれいに保つために、ブラッシングなどの定期的なお手入れが必要になります。

なので維持費とお手入れのしやすさが若干下がりますが、コストパフォーマンスは決して悪くありません。

ミニチュアダックスフンド

  • 維持費…10点
  • お手入れのしやすさ…10点
  • 性格…8点
  • 運動量…10点
  • 覚えの早さ…10点
  • 合計…48点

明るく朗らかで賢く落ち着きがある性格なので初心者でも飼いやすい犬種です。

猟犬がルーツなので、飼い主に対しては非常に従順で愛情深く接してくれます。

しかし、元が猟犬ということで性質的に吠えやすいため、その点のしつけはしっかりとしておきましょう。

明るく楽天的で人懐っこい上に短毛である為にトリミング代はほとんどかからずブラッシング等々だけで済みます。

ラブラドール・レトリバー

  • 維持費…7点
  • お手入れのしやすさ…10点
  • 性格…10点
  • 運動量…6点
  • 覚えの早さ…10点
  • 合計…43点

大型犬を飼ってみたいという初心者におすすめの犬種ではないでしょうか。

トレーニングしやすい犬種なので盲導犬や警察犬としても活躍しており、フレンドリーで穏やかな性格で家庭犬にも向いています。

ただし、大型犬なのでどうしても維持費と運動量の点で月々のコストや手間がかかってしまうという問題点は避けられません。

大型犬の中ではこれでもかなり飼いやすい方なので大丈夫ではないでしょうか。

初心者は飼うべきではない犬種5選

では、どのような犬種が初心者に向いていないのでしょうか?

ここでは逆に初心者が飼うべきではない犬種をご紹介していきます。

ビーグル犬

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  • 維持費…6点
  • お手入れのしやすさ…8点
  • 性格…3点
  • 運動量…4点
  • 覚えの早さ…6点
  • 合計…27点

あの有名な「スヌーピー」のモデルとしても有名なビーグル犬は日本国内でも比較的よく見かけます。

小型犬に属する犬種のため飼いやすいと一見思われがちですが、実は初心者にはあまり向いているとは言いがたい犬種です。

理由は無駄吠えで、ビーグル犬は元々猟犬として活躍していた歴史があります。

そのため、なかなか一筋縄ではいかず、初めて犬を飼う人にはおすすめできません。

ボーダーコリー

  • 維持費…4点
  • お手入れのしやすさ…3点
  • 性格…1点
  • 運動量…6点
  • 覚えの早さ…10点
  • 合計…24点

ボーダーコリーは、犬の中でもトップの知能を持つ優秀な犬種で、頭が良いため「しつけがしやすい」と思われがちです。

しかしこの『頭の良さ』こそが初心者にはデメリットになることも多いので気をつけてください。

飼い主がしつけの仕方や態度を一歩間違えると、悪い知恵を働かせるようになる恐れがあり、その悪知恵は他の犬種と比べても対策が大変です。

必ずボーダーコリーに「信頼できる人」として認識させなければいけないため、初心者ではなく犬のしつけに慣れている人向けの犬種と言えるでしょう。

秋田犬

  • 維持費…1点
  • お手入れのしやすさ…5点
  • 性格…1点
  • 運動量…2点
  • 覚えの早さ…6点
  • 合計…15点

『忠犬ハチ公』でお馴染みの秋田犬は日本出身の犬種のため、日本人にはとても馴染みのある犬種です。

しかし、以前の記事でも紹介しましたが、秋田犬は日本気質が強いこともありとても頑固で神経質な犬種でもあります。

そのため、認めていない人は飼い主であろうとなかなか言うことを聞かないこともありしつけも簡単にはいきません。

そのため、飼い主として認めた人以外の人には攻撃的になるので、そんな行動を制する能力を買う側も持っていなければいけない犬種です。

ジャックラッセルテリア

  • 維持費…7点
  • お手入れのしやすさ…4点
  • 性格…5点
  • 運動量…1点
  • 覚えの早さ…6点
  • 合計…23点

小型犬に分類されるジャックラッセルテリアは見た目がとても可愛らしく、日本国内でも飼っている人を見かける犬種です。

日本の小さなお家にもサイズ的に適していますが、とても活発なので小型犬ながらとても多くの運動量を必要とします

そして、非常に活発でやんちゃなため、とにかくイタズラが大好きな犬種でもあるのです。

きちんとしつけをしないとそのパワフルさに飼い主が追いつけず、コントロールできない状態になってしまうので気をつけてください。

シベリアンハスキー

  • 維持費…2点
  • お手入れのしやすさ…1点
  • 性格…8点
  • 運動量…1点
  • 覚えの早さ…1点
  • 合計…13点

強面のシベリアンハスキーですが、実はとてもひょうきんで明るい性格ですので、日本国内でもファンが多く、大型犬でありながらも街中で見かけることがあります。

しかし、やはり初心者には向いていない犬種であり、理由は2つ程あります。

1つはしつけの難しさで、頑固というわけではなく同じ失敗を何度も繰り返してしまうため初心者には難易度が高いと言えます。

2つ目は環境で、シベリアンハスキーはシベリア出身の犬種のため、暑いところが苦手です。

そのため、夏はシベリアンハスキーが快適に過ごせるよう、さまざまな工夫をしなければいけません。

非常にコストが掛かるという面でも一般的に初心者には不向きと言えるでしょう。

犬を飼って後悔しないコツ

それでは初めて飼う犬を失敗しないようにする為にはどうすれば良いのでしょうか?

具体的には以下のことに注意してください。

  1. 犬の種類による性格や運動量の違いなどを事前に学ぶ
  2. 飼ったらいくら位かかるのかを調べる
  3. 飼いたい子を見つけたら、何度も会いに行ったりしばらく観察する
  4. 専門家の意見を仰ぐ
  5. 数ヶ月程お試し期間を設けて相性や適性を見極める

これまでの記事でも再三書いてきましたが、犬をはじめペットはあくまでも1つの命なので迂闊な衝動買いは許されません。

食事や医療のおかげで犬種にもよりますが、最近は10年以上生きるのが当たり前になりました。

その分月々のコストはとても高くなるわけであり、決して贅沢気分で買っていい物ではないのです。

飼う前の心の準備や犬に対する知識・法律・心構えなどをしっかり身につけてください。

とにかく徹底した事前準備を行うこと

とにかくよく調べて、どんな子なら自分の手に負えるのかよく見極めて行ってください。

その中でも特に大事なのは「お金」であり、少なくとも不労所得で30万円以上継続的に稼げる状態でないと厳しいでしょう。

よく宣伝文句で「月の維持費はかからない」などと謳われていますが、全部嘘ですので惑わされないように。

子供の養育費と同じ位の投資を行うことになるわけであり、しかも子供と違ってその分得られるリターンも少ないのです。

そういうリスクを承知の上で飼うのだというリスクを覚悟しておくことが大事です。

まとめ

初心者が犬を迎える際に飼いやすさは最重要ポイントであり、ペットを飼ったことがない方は見た目の可愛らしさだけで選びがちです。

しかし、「無理なく飼育できるのか」まできちんと熟慮しておく必要がありますので、よくお考えの上でお求めください。

自分が気に入った犬種が初心者に向いているかどうか気になったら、専門家に聞きましょう

特にブリーダーやトレーナーは繁殖から飼育まで手掛けるワンちゃんの専門家なので、どんな人に向いているのかを詳しく説明してくれます。

それを考えるきっかけになってくださればそれ以上のことはありません。

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