ただ可愛いだけじゃない!シーズーの裏に隠された意外な性格を徹底解説

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シーズー

シーズーは穏やかで人懐っこい性格で飼いやすく、日本の人気犬種でも必ずランクインする犬種です。

しかし、綺麗なバラには棘があるように、シーズーにも裏の性格と呼ばれるものがあります。

その安定した人気の裏に隠されたシーズーの意外な一面やギャップなどを特徴を交えながら分析していきましょう。

そうすることによって、また新しく見えてくる面もある筈です。

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シーズーの基本スペック

まずはシーズーの基本スペックや見た目の特徴について解説していきましょう。

外見は平べったい鼻に垂れ耳、体高より体長がわずかに長く決して華奢ではなくしっかりとした四肢を持っています。

長毛の豊かなダブルコートで、いろいろな毛色があり、体高は26.7cm以下、体重は4.5~8.1kgが標準です。

10ヵ月ほどで成犬サイズに達し、頭は丸く大きな目をしており、尾は背中の上にくるりと巻き上がっています。

小型犬なので食費などの維持費はそこまで高くはなく、コスパは全体的に良いといえるでしょう。

シーズーの表の性格

まずは表面上に出ているシーズーの性格を掘り下げていきましょう。

いわゆる顕在意識の部分なので、より高みを目指すことが出来ます。

愛情深く穏やか

まず表向きの性格は愛情深く穏やかで、飼い主としても安心してしつけが出来るでしょう。

飼い主が愛情を与えれば与えるほど、それに応えるように懐いてくれます。

穏やかな性格なので、飼い主の指示は素直に聞いてくれるのです。

それがまず人気の理由の1つであり、本当に愛らしい子であることに間違いありません。

飼い主からしても育て甲斐がある性格なので、是非可愛がってあげてください。

賢い

2つ目に、その可愛らしさを裏付けるように賢い性格をしています。

独力での状況判断能力に優れており、しつけなどの物覚えも早い方です。

逆にいえば、愛情深い穏やかな性格もこの賢さに裏付けられたものでしょう。

少し意地悪に言えば、好かれるための戦術として愛嬌を利用しているともいえます。

この辺りがシーズーが表面だけでは判断出来ないとされる理由でしょう。

社交的

人見知りをしない犬なので、他の犬や人間と会ったとしても吠えにくいです。

自分の見せ方や処世術を知っているので、猫被りならぬ犬被りが上手なのでしょう。

積極的に他者と群れたがるという性格を賢く使って上手く繋がりを作っていきます。

犬の群生という特徴をとても上手に活用出来る世渡り上手なタイプではないでしょうか。

あざといといえばあざといのですが、甘え上手であることは間違いありません。

シーズーの裏の性格

さて、ここではシーズーの裏の性格について解説していきましょう。

こちらが今回の本命なので、パブリックイメージの裏に隠されたシーズーの裏の性格を分析していきます。

頑固な性格

とても賢く愛想もいいですが、一方で癖が強く頑固な一面があります。

たとえ飼い主がのしつけや指示であっても、シーズー自身が嫌だとと判断したら命令に従わないことも多々あるのです。

最初に飼い主と決めたことを途中で変更しようとしても、なかなか直してくれないこともあります。

また、シーズーは自分で決めたことも変えられることが嫌いなこだわり屋です。

寝る場所やお気に入りの玩具は飼い主以上にシーズーがこだわりを持って決めています。

これらを勝手に捨てたりすると混乱して暴れだしてしまうので、注意しましょう。

好き嫌いが激しい

2つ目にその頑固さ・癖の強さが好き嫌いの激しさにも繋がり、嫌いなことは徹底して嫌います

食べ物なども本当に好きなものを自分で決めるので、好きなものは好きな反面嫌いなものはとことん嫌いです。

ドッグフード1つを取っても不味いと感じたらとにかく食べないので、きちんと飼い主が見極めて下さい。

またそれ故に栄養が偏りがちなので、しつけが悪いと簡単に病気や肥満の元にもなってしまいます。

割と太りやすいので、健康管理には十分注意して一貫性をもって行って下さい。

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警戒心が強い

飼い主への愛情が深い性格がゆえに、それ以外の人間や犬を敵とみなしてしまう傾向があります。

表の社交的な性格と書きましたが、あれはあくまでも処世術であってわざとそういう雰囲気を出しているのです。

警戒心がとかれていない場合は何度も吠えてしまうので、飼い主以外の人間に少しずつ慣れるような機会を作ってください。

また、室内ばかりで過ごさせるのではなく、外の世界にも少しずる触れさせてあげましょう。

しつけのバランスが偏ってしまうと本当に難のある成犬に育ってしまいます。

飼う時の注意点

こうしたシーズーの裏表を押さえた上で、実際に飼う時のポイントを紹介します。

初心者にもおススメの飼いやすい犬種とはいえ癖が強いことに変わりはないので、子犬期は特に気を付けるようにしましょう。

食事量はコントロールする

食欲旺盛な犬種なので、おやつをあげた時は食事を減らすなど工夫も必要です。

太って体が重くなると散歩を嫌がったり、心臓病や関節の病気になってしまうこともあります。

決して甘やかさずに食事の量はきちんとコントロールしてあげてください。

顔の構造上、食べかすなどもつきやすいためこまめに拭いてあげましょう。

そのままにしておくと皮膚病の原因になってしまいます。

毎日のブラッシングが必要

被毛が多い分絡まりやすいので毎日のブラッシングが必要です。

ブラッシングを怠るとすぐに毛玉になってしまい、放置してしまうと取り除きにくくなってしまいます。

フルコートを目指して被毛を伸ばしている飼い主の方は念入りにブラッシングを行いましょう。

また、毛玉ができてしまったからといって無理にブラッシングをするとシーズーにもストレスがかかります。

ブラッシングは犬にとってマッサージのようなものなので、嫌いにならないように毎日行ってください。

しつけ方は刺激し過ぎないように

プライドが高い一面があるため、叱ってしまうと反抗心が芽生え失敗を繰り返すようになります。

基本的に犬のしつけを行う場合は「褒めて伸ばす」を意識しましょう。

正しいことをした場合は、オーバーリアクションで褒め、間違ったことをした場合は、何も反応しないでください。

また、太りやすいため散歩などの運動も必要であり、シーズーの散歩は1日に最低でも20分は必要と言われています。

散歩の時間が短くなった場合は玩具を与えて一人遊びの時間を作る工夫をしましょう。

注意した方がいい病気

シーズーの気をつけたほうがいい病気ですが、具体的には以下の3つです。

  1. 油漏症や外耳炎
  2. 眼瞼内反症、進行性網膜萎縮症、乾性角結膜炎(目の病気)
  3. 熱中症や脱水症状(夏にかかりやすい病気)

1つ目に関しては、皮脂がべたつきやすいという体質があり、耳のケア用の洗浄液などが販売されていますので定期的に耳掃除をしてください。

2つ目ですが、目が大きいことから目の病気にも気をつけください。目やにや涙などの様子を見て異常がないかをチェックしておくと良いでしょう。

3つ目は暑さに弱い犬種なので、特に夏場の熱中症や脱水症状にかからないようにしてあげなくてはいけません。

室内の温度調整を適温に設定するだけではなく、水分をしっかりととることができるようにしておくほうが良いです

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はシーズーの表も裏もひっくるめて性格と飼い方のポイントに絞って徹底解説してみました。

何が凄いといって、これだけ面倒くさい面があっても人気の犬種に挙がるというところです。

まあコスパはいいですし、しつけ方を間違えなければいい性格の犬に育ってくれることに間違いありません。

人間だって性格に裏表があるのですから、犬だって裏表があるのは当然といえば当然でしょう。

もし飼うことをお考えの際は本記事を参照して頂いて、不安であれば専門家に相談してみてください。

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