犬はトイレで寝る理由は何なのか?どうすれば改善されるか徹底解説!

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トイレトレーニング

犬のトイレトレーニングにおいて、実は困った問題が起きる問題をこれまでに幾つか解説してきました。

今回は犬がもしトイレで寝てしまったらどうすればいいのか?について見ていきます。

特に子犬期はトイレトレーニングが出来ていないので勝手にトイレトレーで寝てしまう子犬も少なくありません。

そこで今回は犬がトイレで寝る理由とその改善策をじっくり掘り下げていきましょう。

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トイレトレーニングは飼い主の悩みの種

愛犬のトイレトレーニングのポイントは上手にできた時に大げさなくらいに褒めてあげることが大事だと書きました。

そして失敗したら無視、基本この繰り返しで子犬はトイレを覚えていくのです。

しかし、こうして根気強くしつけているのに、中々上手く覚えてくれない犬も居るでしょう。

トイレで寝るのは衛生上不潔であることに変わりはないので絶対にやめさせてください。

犬がトイレで寝る理由

犬がトイレで寝てしまう原因はひとつではなく、さまざまな理由が考えられます。

トイレが犬にとってイヤな場所であれば寝ないはずです。

それでは子犬の場合はトイレと寝床の区別がついていないのでしょうか。

ではなぜトイレで寝てしまうのか、考えられる原因を探ってみましょう。

トイレで寝ることが快適

最もシンプルでストレートな理由は犬にとって不快ではなく快適な場所だからです。

快適さを覚える具体例としてトイレシートの感触が気持ちいい、夏などはひんやりとして気持ちいい、トイレトレーの素材が気に入っているなどがあります。

ただ、犬にとってはそうでも人間にとっては清潔感のなさが丸出しの行為であることに変わらず、決して好印象ではありません。

寝床で寝ることにストレスがある

ハウスに設置してあるベッドが気に入らない可能性もあります。

また、落ち着かない・うるさい・狭すぎる(広すぎる)などの理由でストレスを感じていることも考えられます。

子犬の場合寝床から飼い主がよく見えないケースもストレスとなることがあるようです。

飼い主にかまってもらえる

トイレで犬が寝てしまうと飼い主は寝床に戻そうとしたり「そこはダメ」などと注意をします。

犬はこれを注意されていると感じず飼い主がかまってくれたと思っているケースが多くあるのです。

かまってほしい犬は飼い主の気をひくためにあえてトイレで寝る可能性があります。

トイレと寝床の区別を理解していない

トイレと寝床は別ということを理解していないことが原因の場合もあります。

匂いが一体化している場合は理解していないのではなく、犬にとってはその境目が不明確になっているのでしょう。

その場合、かなり洗練された方法でないと解決することは難しいことを理解してください。

犬の習性

まず対策を考える前に、犬がどういう場所で寝るのかという習性を把握しておきましょう。

犬は安心する場所で寝る

犬は元々穴を掘りそこで休む習性を持つ動物ですので、ペットとなってもその本能は残り狭いところが安心できる場所として好む傾向があります。

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犬がトイレで寝る習性があるとしたらそれは半分以上飼い主のトイレの設置の仕方に問題があると思ってください。

寝床よりトイレの方が狭かったり排泄した後のトイレシートをそのままにしておくと、トイレを寝床として選んでしまう可能性があります。

犬はきれい好きで快適なところで寝る

犬はきれい好きですので、寝床が汚れていたり、食事スペースに近すぎると、トイレの方がきれいだと感じて寝てしまいます

さらにトイレシートに使用されている吸水ジェルは足裏感覚がソフトで断熱効果があるのです。

暑いときは涼しく寒いときは暖かく感じることから犬にとって快適な場所となってしまいます。

犬は、快適なところを好んで寝る習性があるので、トイレを快適な場所だと思わせない工夫を行うことが大事です。

犬をトイレで寝させない対策

子犬がトイレで寝ることを防ぐためにはまずはトイレそのもののしつけをきちんとすることが近道です。

しつけのコツは2つあり、1つが常に観察することにあり、もうひとつが失敗しても怒らず成功したら褒めることです。

この2つを最初から行えば、犬がトイレを排泄の場所であると認識できトイレで寝ることを防ぐことができます。

この基本を押さえた上で以下のことを応用編として実践してみてください。

常時観察を徹底する

常時観察する目的はトイレの失敗をさせないためです。

目覚めたあとや食事後など、トイレをしそうなタイミングを忘れずにトイレに誘導し、成功を積み重ねることでトイレは排泄の場所であると認識してくれます。

トイレで寝ることを防ぐには子犬のトイレサインを見逃さないように常に観察することがポイントです。

また、犬に失敗はつきものであり、決して怒らず成功したら大げさに褒めることが大切でなので、成功体験の積み重ねを重視してください。

トイレスペースを独立させる

トイレが排泄の場所であるとはっきり認識させるためには、トイレ用のケージを別に用意することも一つの方法です。

また、犬種によってはトイレと居住スペースが同じであることを嫌います。

部屋に余裕がある場合はケージを2カ所に設置した上でトイレトレーニングをしてみてください。

気長に待つ

そして、これが一番大切ですが、成功するまで何度も何度も繰り返し行うのが結局は一番の近道です。

まずはトイレトレーニングを完璧に行い、寝床の方がトイレより快適に眠れるようにする対策を行うことも有効でしょう。

子犬のうちはトイレで寝てしまっていても、成犬になればトイレで寝るという行動も自然と消えていきます。

トイレは排泄の場所であることを認識できるように、しっかりとトイレのしつけを行ってください。

まとめ

犬がトイレで寝ること自体は特に子犬期においては決して異常なことではなく、まだ慣れていない証拠です。

成犬になってまで繰り返していたら流石に問題ですが、そうでない限りはやめさせることは可能でしょう。

とにかくトイレで寝る癖をやめさせる一番の方法はトイレよりもベッドのほうが居心地がよく安心できる場所と思わせることです。

人間のしつけがそうであるように犬のしつけも一朝一夕に成し遂げられるものではありません。

千里の道も一歩からと言いますし、焦らずじっくり確実にこなしていくように育ててください。

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