仕事中の人はどう犬をしつければいいのか?環境や働き方を考察する

スポンサーリンク
犬のしつけ入門

今回の記事は仕事中の人がどう犬をしつければいいのかを考察していきましょう。

飼い主が犬を飼う上での大きな悩みは「仕事との両立」ではないでしょうか。

これまでの記事でもちょくちょく触れましたが、飼い主の悩みの種の1つは仕事で家を空けることです。

留守中に犬がちゃんと自分1人で面倒を見ることが出来るのか気になるところでしょう。

今回は仕事中の人の犬のしつけについて環境や働き方と併せて見ていきます。

スポンサーリンク

犬のしつけに最適な仕事の環境・働き方

では具体的にどんな仕事の環境・働き方であればいいのか、幾つか例を紹介しましょう。

ペット系YouTuber

仕事中の人が最もペットと暮らしやすい環境・働き方はペット系YouTuberになることです。

ペット系YouTuberであれば愛犬との生活をそのまま仕事にすることが可能となります。

動画がバズって広告収入を継続して稼げるまでが大変ですが、軌道に乗れば後は楽でしょう。

有名どころだとシバチャンネル・R5 リキリコとリリムータ・あつしChannel・マホト辺りです。

ペット好きをそのまま在宅ワークとして仕事に出来るので、ペット一本に専念したいのであれば楽でしょう。

ただし、生涯にわたって稼げる保証はどこにもない上人気が出るまでが大変です。

夫婦のうちどちらかが専業

一般的な働き方で理想的なのは夫婦のうちどちらかが専業で犬の面倒を見ることです。

まあ大体は夫が働きに出て主婦の方がしつけを行うという形でしょうか。

この場合片方が家事も含む仕事に専念出来ますので環境としては楽になります。

長い間家を留守にしてもどちらかが面倒を見てくれますので犬のしつけには困りません。

在宅ワーク

現在(2020年8月)新型コロナウイルスの影響もあって、リモート・在宅ワークが増えています。

会社勤めからリモートワークという形にシフトすれば必然的に犬と一緒の時間が増えるでしょう。

そうなれば独り暮らしであったとしても、仕事しつつ犬のしつけも行うことが出来るのです。

ただ、この働き方の場合仕事中に犬が吠え出したり仕事を邪魔したりしかねない可能性があります。

なので仕事中は愛犬とは別の部屋で仕事をして、終わった後やお昼休憩などで働くと良いでしょう。

留守番で家を空ける場合

とはいえ、全ての飼い主が上記したような環境・働き方の出来る人たちというわけではないでしょう。

寧ろ多くの場合はやはり会社勤めで家を留守にすることの方が大半である筈です。

ここで改めて犬の留守番の限界時間や環境について見てみましょう。

1日8時間

犬に留守番させる場合、その限界時間は約8時間、即ち人間の1日の労働時間とほぼ同じと言われています。

それ位犬はさみしがり屋で飼い主がいないと満足に生きていけない習性の生き物なのです。

そんな中で散歩やトイレトレーニング、更には遊びや飯などにも時間を割かないといけません。

はっきり言って普通の環境で普通の働き方をしている人が犬を飼うとプライベートを根こそぎ奪われます。

子犬期はなるべく空けないこと

子犬は成犬と違ってまだ右も左も分からない状態なので、きちんとしつけに時間を割く必要があります。

これまでの記事をご覧下さった読者の方々はお分かりかと思いますが、子犬期のしつけはその後の10年のペットライフを左右するのです。

スポンサードリンク

この時期に下手に家を空けて留守番にしてしまうと、子犬はストレスが溜まったりイタズラをしても叱られない為やんちゃするようになります。

どうしてもそれが無理で仕事が優先という人は犬は勿論ペットを飼うべきではありません。なるべくひとりぼっちにしないことが大事です。

犬の託児所へ預ける

仕事で長時間家を空ける方にお勧めなのは犬の託児所に愛犬を預かって貰って面倒を見て貰うことです。

言ってみれば子供にとっての保育所・幼稚園みたいなもので、一緒の犬や専門のドッグトレーナーが面倒を見てくれます。

勿論有料なので決して只ではありませんが、個人や会社でもありますし、施設の一部を借りるなど様々な形があるのです。

特に「dog day care」という施設はかなり良質な犬の託児所としてお勧めであり、留守番にしていても犬が寂しくないと聞きます。

犬は孤独に耐えられない生き物なので、どうしても独り暮らしで犬の面倒を見切れない飼い主の方々には託児所もあることを忘れないでください。

思い切って別の飼い主を見つける

これはもう最終手段ですが、どうしても仕事との両立が不可能な場合は思い切って別の飼い主を見つけて損切りするのも手段です。

損切りというと投資みたいで嫌な響きですが、犬には犬の生活があるように飼い主にも飼い主の人生があります。

もし愛犬の為に余計な気を遣って神経をすり減らして、それが犬にまで伝染しては楽しくなくなり台無しです。

犬は賢い生き物なので飼い主のそうした心理の変化には敏感ですから、伝染すれば関係の悪化に時間はかかりません。

そうなると損失が発生して塩漬け状態になるので、そうなる前に思い切って手放すのも一つの選択肢ではないでしょうか。

本当に大切な愛犬であれば、一度手放しても巡り巡ってまた自分の手元に帰ってきます。

逆に言えば、それで戻ってこなかったらそこまでの関係だということであり、大して重要ではありません。

留守番の環境作り

これだけの面倒を承知の上で、それでも留守番してまで犬を飼いたい方々の為に留守番の環境作りを解説します。

留守番に最適なのは犬自身の家(ハウス)を作ってそこで留守番させることです。

犬は本来暗く狭い巣穴のような場所が落ち着く習性があります。

広い部屋の中に残してしまうとストレスを抱えて問題行動を起こす原因になりかねません。

また、しつけが入っていない子犬は何でも噛んで食べようとします。

ハウスに入らず、部屋で放し飼いをすると、電気コードをはじめ噛んではいけないものを噛みます。

ケージや巣穴代わりのドッグキャリーをケージに入れておいて、そこに入れておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は仕事中の犬についてどうすればいいかを環境や働き方と併せて論じました。

折角のペットライフですから、出来れば手放さずに一緒に居たいものです。

しかし、それがかえって飼い主や犬との生活・関係性を悪化させる元になってはいけません。

手放さなくても済むように、事前の話し合いを慎重に重ねてしっかり犬を飼い始めた後の生活を話し合って詰めておきましょう。

ただでさえ面倒を見切れない飼い主も増えている昨今ですから、しっかり管理することはとても大切です。

タイトルとURLをコピーしました