チワワの性格や特徴について徹底解説!チワワが持つ歴史は?

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チワワ

チワワといえば世界で最も小型の犬種であり、飼ったことがないあなたも1度はテレビなどで見たことがあるのではないでしょうか?

チワワは一見小さく可愛くて飼いやすい犬と思われがちですが、実際飼ってみるとかなり育てるのが大変であることが多いようです。

今回はそんなチワワの性格や特徴を様々な観点から解説していきます。

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チワワの性格

チワワといえば、非常に可愛くて愛くるしいイメージが強い犬ではありますが、性格は果たしてそのイメージ通りでしょうか?

人間がそうであるように、犬だって必ずしも見た目と中身が一致するとは限りません。

ここではまずチワワの性格的特徴について幾つか述べてみましょう。

甘えん坊

いつまでも子犬のような愛らしさを振りまき、誰からもかわいがられるチワワはとにかく甘え上手です。

一緒に暮らす家族全員をメロメロにしてしまう魅力があり、ここだけ見るとほぼ見た目のイメージ通りだと言えるでしょう。

しかし、その甘えん坊は決して天然ではなく甘える人を選ぶような一面もある正にツンデレという言葉が似合います。

好奇心旺盛

チワワは明るく陽気で人懐っこい性格です。元気いっぱいで非常にはつらつとしており好奇心旺盛です。

飼い主と一緒に遊ぶことが大好きで、大変活発で室内を走り回るヤンチャな姿が見られることもあります。

この辺りも非常に可愛いチワワのイメージに近い性格だと言えるでしょうが、これが全てではありません。

勇敢で献身的

チワワの驚くべき一面として、自分よりも何倍も大きい犬に対しても臆せず近づいていく勇敢さがあります。

また心を許した飼い主に対してはとても忠実で、献身的な姿を見せることもあります。

かわいらしさと裏腹に賢い犬なので、正しくしつけることができれば聞き分けが大変良い飼いやすい犬に育ってくれます。

これは見た目からはなかなか想像できない性格ではないでしょうか。

警戒心が強い

体が小さいチワワは外からの刺激に敏感で臆病かつ警戒心が強い一面があります。

来客に対してキャンキャン吠えてしまうようなこともあり、甘える人は選ぶ主義です。

チワワは「性格が悪い」「きつい性格をしている」といった意見が出ますが、それは見かけに反するこうした警戒心の強さから来るのでしょう。

子犬の頃から外部の刺激に慣れさせればある程度克服させることは可能ですが、元来の性格であるため克服をするのは非常に苦労します。

もっとも、警戒心の強さはチワワに限らず全ての犬に共通する特徴なので決してチワワ特有の性格ではありません。

オスとメスの性格の違い

性別で性格の違いを述べておくと、「オスは好奇心強くやんちゃ」「メスは賢く落ち着いている」といった傾向があるようです。

とはいえ、これは一概にそうだとはいえず、どちらかといえば飼育環境やしつけ方法など後天的なものによる影響が大きいと言えます。

オスだから勇敢とかメスだから大人しいとかいうのは単なる表面上のイメージでしかありません。

チワワの特徴や歴史などについて

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今度はチワワが一体どんな特徴を持ち、どんな歴史を持っている犬なのか見ていきたいと思います。

チワワの体高と体重

「世界一小さい犬」と呼ばれるチワワですが、その名に違わず体高は12~20㎝と他の小型犬と比べても非常にコンパクトです。

理想の体重はJKC規定によると1.5~3 kgとされており、テレビなどで見るチワワは大体この位の体重でしょう。

標準よりも小さいチワワを好む人たちも存在しますが、500gを切るような小さすぎる個体はJKCにおいて認められません。

チワワの平均寿命

10~20歳とも15歳前後とも言われていますが、実際の所は固体別で異なるとしか言いようががありません。

犬の平均寿命は大体10年~12年くらいだと言われておりますので、小型犬であることを考慮しても長いでしょう。

この寿命の長さを見ただけでも、健康なチワワは長生き傾向にあることは間違いありません。

被毛タイプ

チワワの被毛はオーバーコートとアンダーコートの2層に分かれるダブルコートとオーバーコートのみのシングルオートです。

被毛のタイプは長毛の「ロングコート」と、短毛の「スムースコート」の2つに分かれます。

ロングコートチワワはダブルコート、スムースコードチワワはシングルコートです。

毛色のバリエーション

チワワの毛色は非常に多くのバリエーションがあり、JKCでもマール(大理石模様)以外のすべての色調・色の組み合わせが認められています。

代表的なものがレッド・クリーム・ホワイト・2色カラーのブラックタン・ブラック&ホワイト・チョコレートタンなどです。

チワワの歴史

チワワの犬種としての歴史は古く、祖先は9世紀のメキシコに存在した小型犬「テチチ」であるとされています。

1800年の半ばメキシコの「チワワ」という町にいた小さな犬が渡米し長年の品種改良の結果現在に近い姿となりました。

今の日本ではマンションなどの狭い部屋でも飼える小さな犬に注目が集まりチワワのような小型犬が人気となったそうです。

割とここ20年位で普及したイメージがあるチワワですが、実は背景にしっかりとした歴史があるのですね。

まとめ

チワワの特徴と性格について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

日本の中でも人気を誇る小型犬なので、初心者であっても割とハードルが低く取っつきやすい種類なのは間違いないでしょう。

しかし、決してテレビで見るような愛らしさだけが全てではなく、裏の性格もまたあるので気をつけて下さい。

この点に注意しないと、可愛いという理由だけで飼ってしまいあまりの性格のギャップに驚いて育成を蔑ろにする飼い主が居るのです。

例えるなら就活の時に入社前のイメージと入社後の現実がまるで違っていたのと同じですね。

いずれにしろ、チワワという動物は見かけによらず非常に警戒心の強い犬で決して一筋縄ではいかない部分があります。

飼う際はしつけも慎重に行い、相性などを見極めた上で飼育をなさってください。

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