ボルゾイが怖い犬なのは本当か?入手から維持費まで魅力を徹底解説!

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ボルゾイ ボルゾイ

さあ、前回の記事ではめんどくさいツンデレ犬のペキニーズについて基礎の部分から解説してきました。

今回は世間から「怖い犬」と噂されているボルゾイについて見て行きましょう。

ボルゾイが怖い犬と評されているのはその見た目の大きさと厳つさ故ですが、実際の性格がどうかまでは分かりません。

それこそペキニーズのように見た目の可愛さと正反対に性格が生意気で可愛げのない犬種もいるのです。

その上で今回はボルゾイの魅力について入手から維持費まで余すところなくまとめてみました。

これから飼い主になろうという方は是非参考にしてみてください。

 

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ボルゾイの基本スペック

 

 

まずはボルゾイの基本スペックについてじっくり掘り下げていきましょう。

 

ボルゾイの基本データ

 

まずはボルゾイの基本データです。

 

・種類・・・大型犬
・大きさ・・・70-85cm
・体重・・・35–50kg(成犬)
・平均寿命・・・7~10年
・原産国・・・ロシア

 

ボルゾイは何と言っても見た目の迫力が与える圧、これに全てが集約されているといっても過言ではありません。

日本で最も人気なのはホワイトカラーであり、その風貌はサルーキやワイマラナーに劣らない高貴さを誇ります。

しかし、大型犬の宿命故に寿命は短く7年から10年という短命型であり命の消耗がそれだけ激しい肉体です。

まさに広大な土地と厳しい気候のロシアで生きていくのに適応している最強の大型犬の1つではないでしょうか。

 

基本的な性格

 

体が大きく特徴的な見た目をしている故畏怖されるボルゾイですが、実は物静かで穏やかな性格をしています。

また、男の子と女の子では性格に少しだけ違いがあるようであり、そのあたりも注意してください。

男の子は感受性豊かで繊細である一方女の子は甘えん坊で警戒心が強い傾向にあります。

その見た目とは正反対に物静かでとても落ち着いた性格であり、めったに吠えることがありません。

礼儀正しい犬種であり、きちんと正しくしつけていれば人に対して滅多に吠えることはないでしょう。

しかし、飼い主の育て方によっては性格が真逆になることがあるので気をつけて下さい。

特に社会化不足や愛情不足は攻撃的で他人に強い警戒心を抱く子に成長させてしまいます。

そのため、子犬の頃から愛情たっぷりに育ててあげることが大切です。

 

ボルゾイの歴史

 

ボルゾイの起源は13世紀頃にまで遡り、ロシア各地で獣猟に用いられていた地犬に熊狩りに用いられていた「ベアハウンド」が元祖と推測されます。

これに牧羊に用いられていた「ロシアンシープドッグ」などを掛け合わせた犬がボルゾイの元祖なのだそうです。

スタンダードが最初に規定されたのは1650年のことで、それ以来大きな変更はありません。

ロシア革命以前は王侯貴族の寵愛を受け、皇帝の犬舎では多くのボルゾイが飼育されていたといいます。

1800年代後半、ボルゾイは7つのタイプに分かれていました。

中でもニコライ・ニコラエヴィチ大公(1856~1929)が育種に務めた「Perchino」というタイプが有名です。

この犬はアメリカを始めとする諸外国へ輸出されロシア革命後、ボルゾイは貴族とともに追放・処分されるという憂き目に遭います。

しかし上記の「Perchino」タイプのボルゾイがすでにロシア国外に渡っていたことから、絶滅という最悪の事態には陥らずにずみました。

犬名はロシア語で「俊敏」を意味する語で1936年に「ロシアン・ウルフハウンド」から改名されたとのことです。

 

ボルゾイの入手の仕方

 

 

このような歴史を持つ高貴なボルゾイですが、果たしてどのように入手すればいいのでしょうか?

 

ブリーダー経由のみ

 

サルーキ並の高貴な犬として誕生したボルゾイは当然ながら日本のペットショップなどの一般販売はされていません。

ペットショップで見かけること自体がほとんどない上にブリーダー自体も数限られているので希少度はかなり高いです。

そうなると、このボルゾイもまたブリーダーによる紹介制で購入する方が安全ではないでしょうか。

そもそもロシアの環境と日本の環境がまず違うので海外で直接仕入れない限りは普通のやり方で入手することができません

なのでもし見つけた場合は即座にチャンスを逃さないようにし、確実に育てるという意気込みでいましょう。

事前にしつけに関するアドバイスを沢山いただけるので、ブリーダーからの購入が最善かつ最短ルートといえます。

 

購入費は具体的にどれくらい?

 

買う時には気になる価格ですが、ボルゾイの子犬の販売価格は20万円前後です。

しかしこれはあくまでも最安値であり、これがブリーダーの育成環境や個体の質次第で値段も変わってきます。

ペットタイプであれば20万円前後で購入できますが、チャンピオン犬などの場合は50万円を超えることもしょっちゅうです。

個体にもよりますが、大型犬の上高貴な血筋なので購入だけでも相当にハードルが高いです。

そしてこの購入費ですらもまだ序の口であり、最も恐ろしいのは初期投資を払った後に待ち構えています。

 

年間の維持費

 

ボルゾイの場合、大型犬ということもあり購入費の高さ以上に年間の餌代などの方が余程怖いのです。

ボルゾイは大型犬なので1日の食事量も多めであり、体重を30kgと仮定すると1日の給餌量は295~405g程度、月10kgになります。

餌代は1ヶ月で約20,000円なので、年間では約24万円になるので相当に出費が嵩むのです。

しつけのご褒美におやつを使う場合は年間で2万円ほどの「おやつ代」が加味されるので気をつけてください。

ボルゾイの寿命は10年ほどなので、餌代は生涯で約260万円を見積もっておくようにしましょう。

 

ボルゾイの特徴

 

 

かつては王家の猟犬して優秀な成績を誇ったボルゾイですが、現在でもその側面は強く残っています。

ここではそんな素晴らしきボルゾイの特徴について改めて解説していきましょう。

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運動能力と戦闘意欲はMAX

 

長い四肢やスラリとした流線形の体、小さな頭などモデルのようなスタイルがボルゾイの特徴です。

その特徴を表すように運動能力と戦闘意欲はあらゆる大型犬の中でも凄まじく高いでしょう。

そのため散歩に連れて行く時にはその闘争本能を目覚めさせないか注意が必要になります。

獲物を見つけると追いかけたり攻撃したりしてしまうことがあるので、猫や小型犬を含め、小さな動物と一緒に飼うときは注意が必要です。

クールダウンの合図はしっかり覚えさせて自制させるように気をつけて下さい。

 

食が細い

 

上で大型犬故に食費がかなりかかると書きましたが、ボルゾイ自体はあくまでも少食です。

というのも、厳しいロシアの環境で育ったこともあり必要最小限の動きができるようにしています。

あまりにも糖質などを取りすぎることは体によくなく、太ってしまうと自慢の肉体も体の持ち腐れです。

なので食事を与えるときはなるべく少なくしてあげるととてもいいのではないでしょうか。

餌代自体は良質のフードであるために高いものの、ほかの大型犬に比べて食はむしろ細い方です。

それ故に与えるドッグフードとおやつは良質のものを選ぶ必要があります。

 

時に警戒心の強さが顔を出す

 

基本的には温和で優しい性格ですが、一旦スイッチが入ると突然臨戦態勢に入ります。

しかもそのスイッチがどこで入るのか全く分からないのが手強いところではないでしょうか。

周りに動物たちがいなければまだいいのですが、動き出すと突然に発狂したかのような動きを見せます。

もしボルゾイが「怖い」といわれることがるならば、それはこの闘争本能を剥き出しにする瞬間でしょう。

その時には飼い主がしっかりリードを握っておかないと暴走してしまいかねません。

身内に愛情を注ぐ分外来者に対しては排他的で警戒心の強い一面が見受けられます。

そういう犬種ですので、案外飼いやすい性格をしているわけではないことが挙げられるでしょう。

 

しつけのコツ

 

 

それでは改めてボルゾイのしつけのコツについて解説していきましょう。

 

基本的には室内飼い

 

まず飼育環境ですが、元々寒い国で暮らしている分気温の変化や暑さに弱いので、室内で飼ってあげましょう。

足が長いので段差には十分注意し骨折しないように気をつける必要があり、場合によっては胃捻転などがあります。

夏場は必ずエアコンや扇風機で熱中症にならないよう万全の対策を立ててください。

性格的に考えてもなるべく飼い主や家族が寝る時以外はそばにいてあげる方が安全ではないでしょうか。

しかし、過保護は決して良くないので適度に距離を保ちながら接してください。

 

しっかり運動させること

 

ボルゾイはオオカミの狩猟をしていたルーツがあり、必要な運動量が多く散歩が好きな犬種です。

毎日1~2時間の散歩を2回行って、定期的にドッグランなどで運動をさせてあげましょう。

毎日の散歩以外にもキャンプやハイキングなど自然豊かな場所へ連れ出して下さい。

またフリーリードでドックスポーツができる場所へ連れて行くなど運動欲求を満たしてあげれるよう配慮しましょう。

ボルゾイの脚の早さは時速50kmにも及ぶと言われておりもし逃げ出してしまうと捕まえるのが大変です。

散歩中はリードを離さないように、しっかり握ってメリハリをつけたしつけを行って下さい。

 

抜け毛に注意

 

ブルドッグは上記したように寒国で生きていけるように毛が分厚いので、大量の抜け毛が発生します。

特に換毛期の「」と「」には驚くほど多くの毛が抜けますので、こまめなブラッシングが必須です。

通常時には週3回以上、換毛期には毎日ブラッシングをする必要があります。

ブラッシングは主にスリッカーブラシで抜け毛を取り除き、コームやラバーコートを使って毛並みを整えます。

マラセチア皮膚炎になりやすい犬種なので、ブラッシングをしながら皮膚の状態もチェックしてください。

また、必ず月1でトリミングに連れて行ってしっかり毛皮をカットしてもらって下さい。

 

ボルゾイにかかる生涯の費用

 

 

さて、最後にボルゾイの生涯にかかる維持費ですが、購入費と合わせると非常に高くなります。

ボルゾイは中型犬ですが、生涯の維持費に関しては中型犬の中でも割と高い方です。

ボルゾイの飼育にかかる初期費用は「子犬価格」「飼育環境」を合わせた約30万円です。

大型犬の医療費は年間4万円ほどなので、年間費用は38万円になります。

ボルゾイの平均寿命は12年ほどなので、生涯費用は30万+38万×10年=410万円ほどになる計算です。

「骨肉腫」や「胃捻転」を患いやすいので、医療費を抑えるためにもペット保険へ加入を考えてあげてくださいね。

こう見てみると凄まじい投資になることがご理解いただけだのではないでしょうか。

余程経済的に余裕のある人でなければ飼うことができない犬種であることが分かります。

多頭飼いなどもっての外であり、超富裕層でなければ自己破産の道へまっしぐらです。

まとめ

 

 

いかがでしたでしょうか?

こうして解説していくと、確かに怖い性格ではないものの決して単純な性格の犬ではありません。

何よりもロシアの王家という高貴さを持って生まれたのですからサルーキと並ぶ伝説犬なのです。

穏やかで優しいものの、ふとした拍子にその猟犬としての遺伝子が顔を出し始めることもあります。

繁殖に向いていないのも事実であり、誰にでも飼える犬種ではないので初心者向きではありません。

費用も莫大な金額がかかりますし、経済的に余程のお金持ちでなければまず飼えないでしょう。

それが出来るという自信のある方は是非とも頑張って素敵なペットライフにしていきましょう。

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